天使と悪魔2009年05月24日 01時13分24秒

今日(正確には土曜日)は、「天使と悪魔」を観て来ました。
久々に混んでましたね。

まず、「反物質」とか言う難しい物質が奪われるところから始まります。
いきなり目玉くり貫かれる殺人でグロテスクです。
これが「イルミナティ」とかって組織の仕業で、更に、ヴァチカン教会の枢機卿?とやら4人を誘拐します。
目的は、過去の弾圧?の報復らしいです。

その報復と言うのが、科学の4元素「土」「空気」「火」「水」になぞらえて、1時間ごとに枢機卿を殺害し、最後に「反物質」でヴァチカンを爆破する、と。
殺害場所は、「イルミナティ」のアジト?「啓示の教会」に至る道しるべ?的な建物になります。
何でこんな回りくどい事を…と思いながら観ていました。

このブログは誰も見ていないと思うので、ネタバレを気にせず書きますが、結論は「イルミナティ」vs「ヴァチカン」の「戦争」を演出するためです。
首謀者は、一見善人と思われていた「カメルレンゴ」です。
ただ、良く分からなかったのは、何でそんな事をする必要があったのか。

「カメルレンゴ」が法皇を殺害した事は、スイス衛兵隊の隊長にバレてしまいます。
それを機に、方針を変更したと言っていました。
つまり、命の危険を冒して「反物質」の爆発からヴァチカンを救い、自分が英雄となるのです。
実際、僕も観ていて騙されました。
この行為により、「コンクラーベ」では、「カメルレンゴ」を次期法皇に推そうと言う動きになります。
まぁ、結果的には、ラングドン教授によってバレる訳ですが。

それが当初の計画ではなかった訳ですから、元々の目的はなんだったのか?
何のために、「イルミナティ」の報復なんてでっち上げたのか?
法皇の空位を作り出せば、自分が権限を行使出来ると考えたから?
でも、そんなの長い事続く訳もないし。
そこだけが、観ていて理解出来なかったです。

映画としては、前作の方が面白かった気がします。
今回のは、余り興味の持てる「謎」ではなかったので。(笑)
ただ、ストーリーとしては面白いです。
僕もすっかり騙されましたし。

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