初滑り2008年12月06日 23時03分04秒

グランプリコースの様子
今シーズンの初滑りに行って来ました。
場所は「白馬五竜&47」スキー場です。
ずっとネットで調べていて、一番雪がありそうなスキー場を選びました。
五竜は山頂のみですが、1m近い天然雪がありますので。

今回も一人なので、夜行バスツアーでした。
行きのバスは満員でした。
朝5時半頃に着いて、暫くエントランス?のテーブル席で仮眠した後、8時15分のゴンドラ稼働に合わせて準備を始めていると…。
山頂が強風で、ゴンドラ・リフトの稼働を見合わせているとの事。
何~!
麓なんて地面が見えていて滑れませんから、このままだと、わざわざ金払って何しに来たか…なんて考えていたら、15分遅れくらいでしょうか?
無事に稼働し始めました。

早速、ゴンドラで山頂手前まで上がって、板を付けてスケーティング…で初コケ。(笑)
金曜日が雨だったのに、今日気温が下がったので、下が完全にアイスバーンでした。
そのせいで板が滑り過ぎた…と思いたいです。(笑)
滑れるコースはほぼアイスバーンで、コース脇ではその上に昨晩降ったパウダーがうっすらと乗っている状態。
柔らかそう…なんて入ったら、「ガリガリガリ」と物凄い音が。(笑)
コース内でも、板をドリフトさせると衝撃が強く、初滑りと言う事もあってかなり苦戦しました。
そりゃもう、コケるコケる。(笑)
特に膝や肘をしたたかに打ち付けて、打撲が酷いです。
それだけじゃなく、コース脇で逆エッジもくらってますので、後頭部もしこたま打ち付けてますが。(笑)

それはさておき、コース内に気になる石などもほとんどなく、思っていたよりも雪がありました。
47とも接続されていましたが、47側も同様のコンディションで、五竜から47まで降りて行くと、結構な距離を滑れました。
正直、初滑りでこれだけ滑れれば十分と思える広さでした。
休憩なしにノンストップで降りて来れませんでしたので。
まぁ、僕が歳のせいで衰えたのと、ぷよぷよになった体のせいなのでしょうが。(笑)
リフト待ちも特定のコース以外はほとんどなく、かなり快適でした。
ただ、風が強かったのと、弱かったですが雪も降っていたので、リフトに乗っている間がエライ寒かったです。
最初は甘く見てSAG LIFEのフェイスマスクをしていたのですが、あまりの寒さに一度下山して、ニットバンダナに交換しましたので。
肉はいっぱい付いたのに、何で寒さに弱くなってるんだ?と思いました。(笑)

体力がもたないので、15時くらいに上がってゆっくり風呂に入り、のんびり帰り支度を済ませ、売店で信州限定野沢菜ポテチを買って食べながら帰りのバスを待ちました。
帰りのバスはラッキーな事に隣の席が誰もいなかったので、ゆったりスペースで帰れました。

と言う具合で、体力の衰えとぷよぷよになった体型のせい、更に予想以上の寒さにかなり苦戦した初滑りでした。
とりあえず寒さ対策には、ユニクロのヒートテックでも買って来ますか。(笑)
体力の衰えは…どうにもならないので、ぷよぷよの方が何とかならないものかと。(笑)

さて、今度の週末は楽しみにしていたX-Trail Jamです。
かなり豪華なメンバーなので、いいパフォーマンスを見せて欲しいです。
観戦の模様は、またこの場で。

ショーン・ホワイト2008年12月11日 09時27分52秒

X-Trail Jamの準備はどんな様子か、公式HPの「Rider's Voice」を見ようとアクセスしてみたら…。
なんと、あのショーン・ホワイトが大会に緊急参戦するとのニュースが掲載されているではないですか!!(@_@)

以前、招待ライダーが決まる前に、是非来て欲しいライダーとして挙げていて、Air&Styleが中止(結果的には来年に延期して開催)になったため、来てくれるかな?と期待していたのですが、結局、最終発表には名前はなし。
ショーンはテリエがいると来ないのかな?なーんて思ったりもしたのですが、大会3日前にしてまさかのエントリー!
「Rider's Voice」で見ると、ショーンはこの大会に是非参加したくて、ギリギリまでスケジュール調整をしていたんだとか。
いやぁ、これまでの面子にショーンも加わったら…まさに現時点の世界一決定戦と言って間違いないですね。
それにしても、ここまでこと如く僕の希望していたライダーがエントリーされてくると、「俺ってすげー」とか思っちゃいますね。(爆)

続いて、気分が盛り上がったところで、ショーンの本大会での展望を勝手に予想しちゃいましょう。
この面子とショーンが滑る姿を想像したら、居ても立ってもいられないので。(笑)

QPは当然ながら優勝候補ですね。
2006年のQPでアンティ・アウティ、リスト・マティラと1080合戦をしたのは、物凄いインパクトでしたから。
そのうちの1人であるリストは、翌2007年にも1080に挑みましたが、メイクならず。
安定して1080をメイク出来るのですから、更にHPでも見せているBS1080やFS1260を出してくれば、もう優勝確実じゃないですか?
それにしても、ショーンvsテリエvsトラビスvsケビンvsニコラスvsリスト…、鳥肌が立ってきますね。(笑)

一方、SJはスタイルと完成度でどこまで上位に食い込めるかでしょう。
全方向で900以上回せるとは言え、フラットスピンしか持っていないので。
同系統のライバルとして、チャズやトースタイン、ケビンがいますから、彼らを上回る「何か」がないと。
2006年の決勝で挑んで失敗したCAB1260をスタイリッシュにビタメイク出来れば…とは思いますが、それでも他の有力ライダーの結果次第でしょうかねぇ。
トラビスにSWBSダブルロデオ1080なんてメイクされたらアウトでしょうし、チャズがFS1440、トースタインがSWBS1260なんてクリーンメイクしたら、やはり厳しくなるでしょう。
しかし、CAB1260で勝てないなんてなったら、「どんだけ~!」ってレベルですよね。(笑)

あれもこれもと、ハイレベルなトリックが想像出来てしまう今年のメンバーは間違いなく過去最高!
わずか3日後ですが、もう待ちきれないです~。(笑)

ショック…2008年12月12日 23時09分12秒

いよいよ明日に迫ったX-Trail Jamにショックなニュースが…。
昨日はショーンの参戦と言う非常に嬉しいニュースでしたが、今日は一転して非常に残念なニュースです。
初めて生で見れると楽しみにしていたアンドレアス・ウィーグが、靱帯損傷で欠場ですって。(涙)
多分、僕だけでなくかなりの人がこの人の滑りを楽しみにしてたと思うのですが…。
どエラいショックですばい!(>_<)
以前、NIPPON OPENにも名前がありながら結局来なかった事がありましたので、僕にとっては2度目の見逃し?です。
もしかして、実はアンドレアスの怪我の代わりにショーンを呼んだとか?

アンドレアスの欠場はショックを隠せませんが、それでも十分な豪華メンバーですから。
十分楽しめると思います。
公式HPの「BOARDER'S VOICE」を見たら、石田貴博がダブルフロントフリップ180をやるかもだって。
そんなの見た事ね~、見て~!
岡本圭司のダブルコーク1080も見てみたい。
やってくれないかな?
いやぁ、今日は楽しみで寝れないかも。(笑)

X-Trail Jam 2008 ~ QP結果2008年12月13日 23時34分18秒

優勝したショーン
今日はX-Trail JamのQPを観戦して来ました。
確保した席は「バルコニーSS席」でしたが、これがまた快適でした。v(^-^)
トイレは近いし、テーブル席は使えるし、席も他に比べたらちゃんとしてるし。
何より、混雑がない!
かなりご機嫌モードで観戦に入ったのですが…。
いきなりショッキングなニュースが飛び込んで来ました。
何と!トラビス・ライスが腰椎損傷とかで欠場になったのです。
おそらく、昨日の公式練習中に怪我をしたのでしょう…。
会場中が「え~!」ってため息でした。
アンドレアスに続いてトラビスも欠場とは、楽しみの40%が削減された気分です。(涙)
しかし、それでもメンバーは非常に豪華ですので、気を取り直して観戦です。

まずは今年から始まったWILD CARDの日本人予選です。
正直、QPは海外招待ライダーとのレベル差を感じますので、期待は薄かったですが、鈴木拓巳と百瀬康昭、中山悠也の高さだけが印象に残りました。
それ以外は…全然覚えてません。(笑)

続いて、オープニングを経て日本人予選。
さすがにレベルが上がって、熊崎圭人のSWアーリーチャック、平野英樹のFS720、細川孝介のFS900、村上史行の特大マック、藤野智也のBS900、鈴木拓巳の大きくスムースなマック、百瀬康昭のデカいノーズグラブのアーリー540?アーリーチャック?などが繰り出されました。
ですが、今日のジャッジはテクニカルなトリックより高さを重視しているようで、900回しても高さがないと落ちました。
結果、勝ち上がったのは鈴木拓巳、熊崎圭人、百瀬康昭、村上史行となりました。
しかも、この時点で百瀬康昭は昨年とタイのハイエスト6m!
去年はリップが2WAYになっていたので、その分の高さを稼いでいたのですが、今年はノーマルな形状でしたので、確実に去年より高さが出ています。
このQPなら、テリエがどこまで飛んでくれるか楽しみになりました。

そしていよいよ海外招待ライダーと日本人シードライダーを加えた予選です。
やはり海外ライダーが入るとレベルが変わります。
ピーツ・ピーロイネンなんて、紹介ジャンプでハイエスト?ってくらい飛んでました。(笑)
久しぶりに見れたニコラスはエラい調子が悪く、得意のマックも決まらず、ほとんどコケてた印象です。
FS540をメイクしたくらいしか覚えてません。
もちろん、ワンフット・マックを出すレベルでもなかったです。
非常に残念でした。
同様に久々のテリエは、相変らず格好良かったです。
キッカーでトゥイークやメソッド・バックフリップなどをバシっと決めてから、あり得ない反りのマック・ジャパンやメソッド・トゥフェイキー、メソッド→インディのツーグラブなどをスタイリッシュに決めてました。
ですが、後半になると失速し、ミスが目立ち始めました。
ショーンは多分、全てキッカーから入ったんじゃないですかね?
マックやアーリーチャック、BS900、得意のFS540ステイルなど、相変らず安定感抜群の内容でした。
ケビンはちょっと安定感に欠けてましたかねぇ。
マックも途中で回転が止まって360になってましたし、コケる事が多かった気がします。
それでも、アーリーチャック720は印象に残りました。
ピーツ・ピーロイネンは、とにかく6.6mのハイエストが強烈な印象で、その他に何をやったか全く覚えてません。(笑)
でも、想像以上に上手くて高くて、良い意味で期待を裏切られました。
同様に、チャズ・グルデモンドも上手かったです。
僕の中ではR系よりキッカーのイメージが強かったのですが、全然QPも上手かったです。
BS900とか普通に出してましたから。
トースタイン・ホーグモもFS720などを出して来て、R系も上手いなと思わせてくれましたが、後半にミスが増えてましたかね?
リスト・マティラはいつも通りと言った感じですね。
特に目新しいトリックは見れませんでしたが、得意のマックやFS、BSのスピンを見せてくれました。

日本人では、藤田一海が頑張ってました。
とにかくバックサイドで攻めていて、540、720、900と回転を上げていきました。
また、中井孝治がSWマックやアーリーチャック720?を出し、テクニカルな面を見せていました。
しかし、後半はミスが目立ち、転倒を繰り返していました。
村上兄弟は高さを出そうとしていましたが、イマイチ安定しておらず、兄の大輔は去年ほどのパフォーマンスが出ず。
弟の史行もクリーンなメイクはなかったんじゃないかなと。
熊崎圭人や鈴木拓巳、百瀬康昭は、技のレパートリーが少なかったかな、と。

結果、セミファイナルに残ったのは、ショーン、ケビン、ピーツ、チャズ、リスト、テリエ、一海、中井です。
ですが、中井は後半の転倒で脳震盪を起こしたとの事で、セミファイナルをキャンセル。
代わってトースタインが繰り上がりです。

セミファイナルでは更にレベルが上がってました。
ショーンはセミファイナルのトリックに加え、FS1080を出して来ましたから。
1回目は失敗して珍しく転倒したのですが、リストがFS1080を決めた後、さすがにこの人が決めない訳はないですね。
見事に決めてきました。
でも、何かショーンにしては回転が変な気が…と思ったら、何と!
ステイルフィッシュでFSに1080回してるじゃないですか!
HPのFS1080-CAB1080のコンボでは、メランコリーとテールしか覚えてないのですが、まさかFS1080をステイルで回すとは。
リストですら、テールで回転軸をコンパクトにしてるのに。
凄過ぎます。
他では、7m超えを宣言したピーツ。
バックサイドエアーでバカ高く飛んだのですが、ランディングを耐えられず6.6mの記録更新ならず。
コケるとハイエストには計測されないですからね。
テリエ、ケビン、トースタインは、単発ではおっ!と思うトリックを見せてくれるものの、全体としては精度が足りなかった気がします。
一海はセミファイナル同様、BSで攻めて来ましたが、個人的にはFSの高回転か、デカいエアーが欲しかったかな、と。
多分、そのせいで決勝に残れなかったんじゃないかと思います。
ミスは少なかったので、会場中が決勝進出を期待してましたが…。

で、決勝に残ったのは圧巻のショーン、安定感が高くミスが少なかったチャズ、僕の印象では特別良かった印象は残っていないもののピーツ、FS1080をメイクした割りに4位?と感じたリストでした。
こうなると、トリックバリエーションが多く、難易度、高さにも文句のないショーンが圧倒的有利ですね。

そしていよいよ本日のラスト、決勝です。
4人で回すJamってどうなの?と思いましたが、4人の頑張りで盛り上がりました。
もちろん、その筆頭はショーン。
アーリーチャックに始まり、マックツイスト、BS900、FS1080ですから。
このFS1080も、先にリストがメイクした後、最後の1本できっちり決めてきますし。
それも、やはりステイルで。
イメージに似合わないスタミナを披露し、文句なしの優勝です。
2位はチャズでした。
やはり安定感のある、ミスの少ないトリックが評価されたと思います。
バックフリップからレイトで180回したトリックは印象に残りました。
3位がピーツ。
若干、ミスがあったと思いますが、個人的にはFS1080、FS900をメイクったリストじゃないかなぁ?と。
確かに、アーリーチャック720などメイクってたけど…。
でも、おそらくショーン以外は接戦だったのだろうと言う事で、非常に見応えのある大会でした。
そうそう。
今回はジャッジにジェイミー・リンがいるせいか、トゥイークをやるライダーが多かった気がします。
ジェイミーへのアピール?(笑)

さて、明日はもっと楽しみなSJです。
残念ながらトラビスは居ないですが、今日のパフォーマンスならチャズやトースタインが期待出来そうですので、またハイレベルな争いが見れそうです。
いやぁ、今日も楽しみで寝れないかも。(笑)

X-Trail Jam 2008 ~ SJ結果12008年12月14日 23時35分35秒

今日はSJを観戦して来ました。
が!
なんだかんだで疲れたので、ファイナルの結果だけ書いて寝ます。(笑)
セミファイナルまでの観戦記はまた後日と言う事で。(^^;ゞ

決勝に残ったのは、トースタイン・ホーグモ、ピーツ・ピーロイネン、ショーン・ホワイト、ニコラス・ミューラーでした。
個人的には絶対チャズが残ると思っていたので、意外でした。
ニコラスが残ったのは、ミスのない大きなエアーもあると思いますが、おそらく最大の要因は、最後に見せたダブル・バックフリップでしょう。
ニコラスのダブル・バックフリップなんて聞いた事ない。(笑)
「ダブル・バックフリップなんて」と思う人が居るかも知れませんが、このダブル・バックフリップは凄かったです。
何が凄かったかと言うと、回し方が普通じゃなかった点です。
最初の1回転の後、一旦インディグラブを離して体を伸ばした(バンザイ状態になった)後、再度インディを掴んでもう1回転回したのです!(@_@)
つまり、普通の回転を保った2回転ではなく、回転を2段階に分けて回したのです。
信じられません。
MCがインタビューでこのダブル・バックフリップについて聞いてくれましたが、「メローな性格なのでメローに回して来た」と、はっきりとした答えは言ってくれませんでした。
ただ、本人がリプレイ映像を見て笑っていたところを見ると、多分、飛距離に対して最初のフリップの回転が早過ぎて余ってしまい、急遽もう1度回したのではないかと。
ファイナルで見せたダブル・バックフリップは、普通に連続の2回転で回してましたので。
仮にアクシデントだったとしても、それを出来る、いや、やるところが普通じゃないです。
だって、横回転じゃないんですよ?
横回転なら、仮に回転が足りなくなっても体やボードの使い方でランディングに合わせる事も可能でしょうが、フリップ中にそれは出来ませんから。
とんでもないものを見せてもらいました。

あまりにびっくりしたので話が逸れました。
話を戻して決勝の結果にいきましょう。
まずは1本目です。

ニコラスの1本目はCAB900テール。
見事にメイクするも、いつものジャパンではなかったのが意外でした。

ショーンは、CAB1260にチャレンジするも回転が足りず、ランディングを合わせられず。

ピーツはBSロデオ900をメイク。
ただ、本人のインタビューを聞くまで、テイクオフ直後に大きく軸をずらしたBS900だと思っていましたが。(笑)
ちょっと独特の軸で回すロデオだったようです。

最後、トースタインはSWBS1260!
しかし、少しだけ回り過ぎ(!)てしまい転倒。
セミファイナルでは見事にメイクしていただけに、いやぁ~、勿体無い。

この時点で1位ピーツ、2位ニコラス、3位ショーン、4位トースタイン。
ただ、上位2名のトリックが900止まりですから、ショーンもトースタインも1本目のトリックをメイクすれば逆転必至。
いよいよ2本目です。

最初のニコラスは、ドームに詰め掛けた観客の「ニ~コラス」コールに奮い立ったのでしょう。
どデカいダブル・バックフリップを繰り出して来ました。
しかし、このトリックで勝てたのは一昔前。
いくら大きいとは言え、ランディングで少し後傾になった事を考えると、ピーツのBSロデオ900を上回るのは厳しかったですね。

2番手のショーンは、再度スイッチエントリー。
ヒールサイドのターンを描いてリップに向かいます。
2年前のファイナル、そして、今回もセミファイナルから幾度となくチャレンジしてはメイク出来なかったCAB1260ですから、「やっぱりもう一度CAB1260だ」と思ったのですが、結果はCAB1080でした。
見事にメイクしたのですが、1260回し切れなかったのかは分かりませんが、結局、ショーンにしては珍しくメイクまで至りませんでした。

3番手はピーツ。
僕的にはショーンのCAB1080がピーツを超えたと思っていましたが、ピーツも同様に感じたのでしょう。
もしくは、次のトースタインを意識したのでしょう。
トリックの難度を上げて、CAB1080にチャレンジして来ました。
しかし、ランディングを合わせられずに転倒。

このピーツの転倒を見たトースタインは、リスクを下げて来たのでしょう。
トリックをSWBS1080に変えてきました。
しかし、これがまたビタ着!
この時点でトースタインの勝ちは間違いないと感じました。

そして、公式の結果は…。
優勝はもちろんトースタイン。
2位はピーツ?
ショーンは3位でした。
うーん、ジャッジ的にはロデオの方が好きだったのか…。
それとも、CAB1260がどうしても出来なくてCAB1080に変えたのがマイナス印象を与えたか…。
もしかしたら、CAB1260を狙って回り切れずにCAB1080になったと思われたのかも知れませんね。
個人的には、ピーツのロデオは縦軸がほとんどないので、レギュラーからSW着地の900に対し、フロントサイドのスピンとは言え、SWエントリーからSW着地の方が高い点が出るのでは?と思ってしまいます。
ピーツのロデオがもっと縦軸が入っていて、より3Dなトリックだったなら、どちらに転んでいてもおかしくはないと思いますが。
まぁ、僕の主観を述べていても仕方ないですのでこの辺で止めますが、いずれにしても、当初の予想通りショーンのSJ優勝は厳しかったですね。

と言う訳で、今回の大会は決勝まで楽しめました。
特に、優勝したトースタインは、前回大会とうって変わって実力を発揮し、さすがと言うところを見せてくれました。
昨年から注目していたライダーでしたので、本当の実力が見れたのは非常に良かったです。
是非、ASIAN OPENに来て欲しいです。
ついでに、今回怪我で参加出来なかったアンドレアスとトラビスも。
トラビスはTeam X-Trailなんだから、ASIAN OPENに来てくれてもいいじゃん。(笑)
と言う訳で、次の楽しみはASIAN OPENです。
もちろん、身辺に何もアクシデントがなければ、観戦に行きますよ~。

X-Trail Jam 2008 ~ SJ結果22008年12月16日 22時55分25秒

優勝したトースタイン
今日は忘れないうちに、セミファイナルまでの感想を記載しておこうと思います。
って、既にかなり忘れ去ってますが。(爆)

まずWILD CARDですが…今回も良く覚えてません。(爆)
だって、ニール解説してないし。(笑)
ただ、ここを通過した山口真太郎が、FS1080をメイクしたのは覚えてます。
まさか、この時点で見れるトリックだと思っていなかったので。

続いて、WILD CARDを勝ち上がった山口真太郎と関功を加えての日本人予選です。
トップ通過は、ダブル・フロントフリップ180をメイクした石田貴博でした。
トリック名を聞いた時は側転方向の2回転を想像していましたので、「どうやるんだろう?」と思ってましたが、実際のトリックは前転方向への2回転でした。
有言実行のトリックでしたが、これでMIRに選出されたくらい、会場を沸かせました。
僕も初めて見ましたが、最後の180は、良く返したなと思いました。

2位は中井孝治でした。
トリックは良く覚えていませんが、FS1080より点が高かったです。
うーん、飛距離とロンググラブですかねぇ?

3位は真太郎です。
ここでもFS1080テールを見事にメイク。
まるでリスト・マティラのような回し方です。

最後、4位で通過は石川敦士でした。
SWBS720インディで、まぁいつものトリックですね。
毎年見てる気がします。(笑)

残念だったのは、CAB900をメイクしても通過出来なかった谷口尊人。
2本目のマサカリの…720?だったと思う…が決まっていれば。
ジャムで見たかったですねぇ。

そして、いよいよ予選のジャムセッション。
SJのジャムは高難度のトリックからおしゃれなトリックまで見れるので、非常に楽しみです。

ここで印象に残ったトリックは、何と言っても真太郎のFS1260!
思わずMIRに投票してしまったくらい。(笑)
X-Trail Jam初の1260を、日本人がメイクしたんですから。
それも、ショーンがCAB1260を失敗した直後に。
さすがに滑ってる人数も回数も多いので全ては覚えていないですが、全方向の900と1080は見れました。
少なくとも、ショーン一人でFS1080、CAB1080、BS1080はメイクってました。
リストも3方向の900は回してたんじゃなかったかと。
ケビンはこれまでの印象になく、BSスピンを連発してました。
練習してたんじゃないの?って思いました。(笑)

BSロデオも人気が高く?多くのライダーが出してました。
鈴木伯はBSロデオ、BSロデオ720、BSロデオ900と回転を上げていきましたが、900が最後までメイク出来ませんでした。

平岡暁史のダブル・BSコーク?だったのかなぁ?も、何だったのか気になります。
結局、1回しか出しませんでしたし、メイクも出来ませんでしたが。

個人的に嬉しかったのは、QPで絶不調だったニコラスが、このSJではキレキレだった事。
SWBS900テールやCAB900ジャパン、お洒落なBS180ジャパンなど、格好良過ぎるトリックをビッグかつスムースにメイクしてました。
やっぱこの人は格好良いです。
「惚れてまうやろ~」ってやつです。(笑)

ここまで印象に残ったところを書いて来ましたが、予選通過者を整理します。
1位はトースタイン。
以下、ピーツ、ショーン、チャズ、リスト、ニコラス、ケビン、セバスチャン。
日本人は誰も予選通過出来ませんでした。
ハイレベルなトリックはみんなコケてた気がしますので、仕方ないですね。
900まではメイク出来てたと思うのですが、それも確実にではなく、900以上となると、多分、真太郎がFS1080とFS1260をメイクしただけだったと思います。
その真太郎が12位ですから。
セバスチャンも結構コケてたので、持ち技をきっちり決めてれば、誰かはここには食い込めたんじゃないかとは思いますが。
ちなみに、海外ライダーで予選落ちたのは…そう、テリエだけです。(笑)
まぁ、テリエのSJじゃ、お洒落で格好は良いですが、コンペティションのレベルとなると厳しいのは分かっていた事です。

引き続き、セミファイナルの感想を。
前回、一部は触れていますので、書いてなかった部分の印象を書きます。

ニコラスを除いて一番印象が強かったのは、トースタインです。
特にSWBS1260!
多分テールグラブだったと思いますが、ドームのキッカーでホントにメイクるとは思いませんでしたよ。
すっげー興奮しました。(笑)
その他のトリックもスムースで、ホントに上手いなって感じました。
ただ、今のところ、この人はフラットスピンしか持ってないみたいですね。
縦回転系は一度も見せてませんでした。

1260で言えば、チャズもBSでメイクしてました。
トースタインに負けず劣らず上手さを感じましたが、BSロデオ、多彩な方向のフラットスピン、SWトゥイークと、バリエーションの多さはトースタインを上回ってました。
高回転フラットスピンの印象が強かったのですが、BSロデオの縦回転も持ってるんですね。
ただ残念ながら、1440はお目にかかれませんでしたが。(笑)

安定感ではピーツも同様ですね。
1080や900など、この人もミスしたイメージがないくらい安定してメイクしてました。
でも、逆に安定し過ぎ?のせいか、僕の印象には残ってないんですよね。(笑)

ショーンも印象が強かったですね。
FS1080、CAB1080はクリーンメイクしたのですが、CAB1260がどうしてもメイク出来ませんでした。
何度もハイクアップしてチャレンジした姿が印象的でした。
最後、タイムアップ寸前にもう一度上ろうとして、係員に止められていたらしいので。

ケビンも同じでした。
おそらく練習していたのだと思いますが、BSロデオ900を何度も試していました。
会場ではBSコークにも思えましたが、テレビ放送を見て分かりました。
ジャム中は会場ではリプレイ流れないので分からないんですよね。
でも、ちょっと独特の軸というか回し方です。
ショーンと同じくタイムアップ寸前に走って上っていって、タイムアップ後にBSロデオ720にチャレンジしたのですが、結局メイク出来ず終い。
忙しいライダーは、こういうところでトリックを練習してるんでしょうねぇ。

セバスチャンは噂のダブル・BSコーク1080も出していたようです。
テレビ放送では、はっきり分かりました。
会場では良く分からず、BSコーク1080かと思っていました。
ただ、何度かチャレンジはしたものの、メイクは出来てなかったと思います。
とは言え、テレビ放送で見たら、メランコリー掴みっぱ。
会場では分かりませんでしたが、凄いです。

で、この後、前回書いたファイナルへと続く訳です。
残念ながらトラビスは不在でしたが、レベルも高くかなり盛り上がったです。
ちなみに公式HPで知ったのですが、トラビスは来日前から怪我してたみたいですね。
でも、Team X-Trailとしては、来ない訳にはいかなかったのでしょう。(笑)
来年はトラビスに怪我なく来てもらって、今回出したかったと言うニュートリックを見せてもらいましょう!
おそらく、SWのダブルBSロデオ1080を。
そして、来年こそアンドレアスにも来てもらいましょう!
と言うか、出来れば今回のメンバーみんな、ASIAN OPENに来て下さいっ!
サインたかりに行きますんで。(笑)

と言う具合にテンションがあがったところで、本格的に滑りに行きたいですね。
でも、雪がないですね~。(笑)
早くどっさり降って欲しいんですけど。
とりあえず、今週末はどこか雪のあるところを見つけて滑りに行きたいと思います。

栂池高原2008年12月20日 22時57分20秒

混雑のリフト待ち
今日は日帰りバスツアーで「栂池高原」に行って来ました。
栂池は初めてです。

例の如く朝早く到着し、2時間弱の時間を潰した後、準備をしてゲレンデへ。
無論、全く雪はなし…。
ゴンドラ待ちが30分とか40分とか聞いていたので、混雑を覚悟していたのですが、意外とすんなり乗れました。
中間駅まで行っても、ほとんど雪がなく、正直大丈夫かと心配になりました。
山頂まで行くとさすがに雪があり、先々週のようなカリカリではなく、程よく硬い圧雪バーンでした。
朝一でカービングを楽しみましたが、まだスピードにびびりますね。(笑)

初心者コースを1本滑って足慣らしした後、中上級と言うコースへ移動しました。
が、上級ではないですね。
圧雪されていないバーンはぼこぼこしてて硬くて少し苦労しましたが、派手に転んだ記憶もないですので、全然余裕でした。
斜度も全然余裕なので、圧雪バーンでのカービングが気持ちよかったです。
栂池が初心者向きって言われるのが良く分かりますね。
正直、ハイシーズンだったら、コースの難易度的に物足りなくなった気がします。

続いて、HPの日記に起伏が天然のクロスコースみたいと掲載されていた、林間コースに行きました。
確かに前半は凄い起伏でした。
軽く飛んでみようと思ったら、見えなかった先のあまりの落差にびびって止めたくらいです。(笑)
後半はフラットな上、圧雪していないのかぼこぼこしていて、エッジをとられて疲れました。

基本はこの3コースしかないです。
これらを行った来たりしながら、コースのギャップでジャンプしたりと遊んでいたのですが、一緒に行った友人Matsu氏が初滑りだったため、少し硬いバーンに疲れたようで、早々に休憩に入りました。
友人はビール、僕はジュースで一息ついた後、コースに戻ってみると…エライ混雑になってました。(笑)
どこのリフトも待ちが長く、リフトも2人乗りで早くもなく、コースも短いので、もはや解消の見込みなしでした。
混雑の様子を画像に残してみました。(笑)
結局、何本か滑って午前中で下山しました。
帰りのバスが14時半くらいと早かったのもありますが、リフト待ちが斜面にまで達していて、踏ん張って並んでいるのがあまりにも苦痛だったので。

下山した後、食事にケバブと豚汁を食べ、更にデザートにクレープを食べて利用施設に戻り、のんびりと温泉に入りました。
この温泉を目当てに下山したと言う側面もあります。
ちんたら帰り支度をしていたら、まぁちょうどいい時間になったので、バス停に向かいました。
途中、雨が降って来ていたので、また雪が解けたんじゃないかなぁ?
下山する前は春スキーみたいになっていましたし。
帰りのバスでは、爆睡して帰って来ました。
今回は横浜まで来てくれるバスだったので、帰りが少しは楽でした。

しかし、この雪の少なさはやばいっすよ。
11月の下旬にどさっと降った時は、今シーズンは期待出来ると思ったのですが、その後がさっぱりですね。
年末に帰省するまでには、ちゃんと降って欲しいですね。

北海道ツアー予約完了2008年12月23日 16時22分37秒

今日、北海道(ニセコ)ツアーを予約して来ました。
2/1からの5泊6日です。
「白雲荘」と言う宿になります。
確か、ひらふ亭の隣だったかにあった気がします。
ペンション街のどこかの方が安く済ませられたのですが、滞在が長い事を考えると、やはり便の良い方がいいかと。
おかげでかなりの金額になってしまいました。(涙)
今回はリフレッシュ休暇を使って行くので、平日5日間を丸々滑りに行くなんて滅多に出来ない事なので、思い切って奮発しました。
リフト券代だけでも25,000円くらいいっちゃいます。
更に、一人割り増しが15,000円…。
財政面では大変な痛手です。(涙)
ホントに6日間も滑っていられるのか、非常に不安ではありますが、楽しめるコンディションになる事を願っています。
板はマロロで行く予定です。

ちなみに、ホントは「ハックルベリー・ジャパン」と言う旅行会社で11月には予約を済ませてたんですよ。
申し込み金まで入金して。
ところが、昨日電話があって、国内旅行から撤退するから申し込みを破棄すると言われて。
これからの申し込みを断るなら分かりますが、既に申し込んでる人の分も断るって。(怒)
どうしても駄目だって言うから、誠意を見せて他の旅行会社とかで申し込める同様のツアーを探してくれって言ったら、Yahoo!トラベルで検索したURLをメールして来て終了。
そんなんなら俺でも探せるっつーの!
最悪な会社だ。(怒)
何度かダイビング旅行で利用してたから、印象は悪くなかったのに。
今回は運良く他の旅行会社で申し込めたから良かったものの、探せなかったら悲惨でした。
もう、この「ハックルベリー・ジャパン」は2度と利用しないでしょう。
ホント、最悪な会社です。