凱旋門賞2013年10月06日 23時30分43秒

今年もオルフェーヴルが負けた…。(涙)
未だに信じられません。
仮に負けるとしても掛かって自滅か、欧州各馬の厳しいマークで馬群から出して貰えなくて脚を余すか、くらいだと思っていたので。
実際に道中、少し馬群の中に閉じ込められ、最終コーナーでも外からトレヴとキズナに被せられて同じタイミングで抜け出せず仕掛けが明らかに遅れたのを感じ、届くかどうか心配になりましたが、まさか進路が開いてからも離され5馬身もつけられて完敗するなんて…。

これがキズナであれば納得です。
思ったより欧州の馬場に適正がありましたが、元々切れ味が身上の馬には向かない馬場と思っていたので。
むしろ、4着は予想以上で、能力が高くなければ出来ない走りだと感心したくらいです。

オルフェーヴルの能力は疑いの余地なく世界トップレベルだったと信じていますし、血統的にもタイプ的にも欧州馬場の適正はあったと思っていますから、敗因はやはり斤量でしょう。
5キロ差で5馬身は、1キロ1馬身の格言から言えばぴったりの着差。
それはつまり、トレヴがオルフェーヴル級の強さを持っていたって事になる訳で、その馬に5キロも恩恵を与えてはこの結果も当然と言う事になります…。

テレビで井崎さんも言っていましたが、今年は相手が悪かったとしか言いようがありません。
これが並みの3歳牝馬だったら何とかなったのかも知れませんが…。
たらればを言っても仕方ないのですが、やはり去年の取りこぼしが今となっては悔やんでも悔やみ切れない…。
勝負事はいつもそうですが、勝てる時に勝っておかないと、やはり簡単に次はないって事ですね。
残念でなりません。

ちなみに、今日の京都大章典で完敗しましたが、今の日本馬で可能性があるのはゴールドシップだけでしょう。
今日のようなスピード決着には対応できませんが、欧州競馬には向いていると思います。
来年、この馬にリベンジして欲しいですね。