残念だけど…妥当な結果2010年02月18日 13時45分41秒

テキスト速報でチェックしていましたが、男子HPが終わりましたね。
優勝は予想通りショーン・ホワイト
エアー自体に高さもあり、バックtoバックのダブルコーク1080を完璧にメイクし、極めつけはダブルマックツイスト1260ですか。
そりゃ、誰も勝てませんよ。
シーズン当初にダブルコークを披露してから、他ライダーの追従を予想して更にその上を行く。
才能だけじゃなく努力もし、油断もしないのですから、並大抵の事ではショーンには勝てないですね。
誰か彼の上を行けるんですかね?

ちなみに、国母は残念ながら8位でしたね。
最初から予想してはいましたが、単発のダブルコークだけでは、さすがにメダル圏内まで狙うのは厳しかったですね。
むしろ、他国の代表選手と相乗りで借りたパイプで、短期間で良くダブルコークを身に付けたと思います。
如何に真剣にオリンピックに臨んだか分かります。
国母は与えられた環境の中で、最大限の努力をしたと思います。

でも、きっと何も知らない人たちは、また国母の事を罵るんでしょうね。
結果が伴わなかったとか言って。
既にこの結果を”平凡な成績”とかコメントしてる人がいて、それに同調する人がいますからね。
何も知らない人たちから見れば、8位は平凡でしょうね。
ダブルコークを練習出来るサイズのパイプを使える海外勢と、海外まで行って借りないと練習出来ない国母とでは、そもそもの出発点が違う事も知らずに。

ショーンがダブルコークを披露してからわずか半年。
それから各ライダーが「よーいドン」でダブルコークの習得を始めた訳ですから、環境の違いは大きかったと思います。
海外勢と同等のトリックを身に付けるには難易度が高く、時間も足りなかったと思います。
でも、国母はそれを言い訳にしてません。
それどころか、他の日本選手が習得出来なかったダブルコークを、国母だけが実戦で使えるまでになったのです。
立派じゃないですか。

少なくとも、競技において国母は何も恥じる事はないです。
本当に良く頑張ったと思います。
お疲れ様です。

ちなみに、国母はこれからどうするんでしょうね?
こんな叩かれ方をしたし、代表は辞めて、プロ活動に専念するんですかね?
それとも、また4年後を目指すんですかね?
ま、少なくとも3年くらいは、プロ活動に専念でしょうけど。
今後の国母の活動にも注目したいと思います。